ハードウッドの経年変化~大和郡山市

2018年5月21日日常の出来事

奈良・大和郡山市の外構・ガーデンデザインはガーデンプロ関西

先日、3年前に新築外構工事をさせて頂きました大和郡山市のお客様邸へお伺いさせて頂きました。
非常にこだわったお客様で、リゾートテイストのタイルテラスを施工させて頂きました。
以下の写真は施工当時の記録です。


ウリンの板塀と琉球石灰岩の植栽ポットが南国リゾート感を醸し出しております。


別の角度からのワンショットです。

そして先日、成長した植栽と数年を経たウリンの板塀を撮影したまいりました。

ウリンは別名ビリアンといわれるマレーシアやインドネシア原産の樹木で、耐久性・耐水性ひ優れ、別名「アイアンウッド」と呼ばれます。防腐剤塗布などのメンテナンスが不用で、屋外においても30年以上の耐用年数を誇る、世界最強の天然木です。


ポリフェノールを大量に含んでいるため、水に濡れると茶色の樹液が発生し、次第に色あせしていきます。施工当初は濃い茶色だった色は数年で銀白色(グレー)に褪せていきます。


銀白色に変化するのは天然木の特徴なので、そのままで問題ないと思いますが、気になる方には大阪ガスケミカル製の「キシラデコール」という保護材を塗布すればお好みの色に塗ることも可能ですので、お試し下さい。

ちなみに以下は施工当初のブログです。
大和郡山市 I様邸