外構工事・お庭作り 早わかり用語集 

2017年4月27日その他

外構工事・お庭作りに良く出てくるキーワード集です。
工事専門用語等も沢山掲載しています。

プランニングやお見積もり時などにご活用下さい。

(あ行)

アプローチ・・・
門周りから玄関までの通路。直線やアールなどデザイン性と動線を兼ね備えて作る事で
色々な印象を持つアプローチになります。

あと施工アンカー・・・ 
既存擁壁にコンクリートブロックを積む時にアンカーを打ち込む事で既存構造物との
一体化を図ります。ケミカルアンカーやホールインアンカーなどの種類があります。

洗いだし・・・ 
モルタルやコンクリートが硬化しない内に表面を水で洗い流し、中にある砂、砂利、石
などを露出させる左官仕上げの1つです。
 
RC(アールシー)・・・
鉄筋コンクリートの事です。
         
生垣(いけがき)・・・ 
樹木を並べて作った垣根。主にプリペット、トキワマンサク、メラレウカ、
キンマサキ等が
適しています。

板塀(いたべい)・・・ 
木を使用した塀で、お庭の目隠しやフェンスとして用いられます。
メンテナンスが楽な人工木を使用するケースもあります。

犬走り・・・ 
雨などで建物周りの土が跳ね返って建物を汚したり、水が家屋の周辺に
流れ込むのを防ぐ為のもので砂利や石、コンクリートなどで作ります。

イペ・・・ 
耐久性 安定性に優れウッドデッキに用いられる事が多い木材です。

インターロッキング・・・ 
コンクリートの舗装用ブロック。衝撃に強く、透水性を持ち、耐久性にも優れている
ことからガレージや歩道に用いられます。

イングリッシュガーデン・・・ 
イギリスの田園をイメージした庭園。色々な花々が美しく自然の風景を
モチーフにした庭です。
                 
ウッドデッキ・・・ 
建物の外に設けられた木製の床の事をいいます。
天然木材の他、お手入れの簡単な人工木を使用して作成する事も多くあります。

埋め戻し・・・
掘削した部分に土砂を埋めて戻すことをいいます。

ウリン・・・ 
東南アジア原産の耐久性に優れた木材で、硬く重い事から「ハードウッド」と
呼ばれています。腐らない木として評判がありウッドデッキに適しています。

エクステリア・・・ 
外壁や庭などを含めた建物の外観外側全体を示します。
インテリア(室内)の対語です。

エントランスポール・・・ 
機能門柱とも呼ばれ、照明、ポスト、表札、インターホンなどが組み合わさった門柱。
エクステリアメーカーから多種多様な製品が出ています。

オープンスタイル・・・ 
家の周囲に塀や垣根を作らず、開放的な外構スタイルの事をいいます。

オーバードア・・・ 
跳ね上げ門扉。主にガレージの入り口に設置され、手動・電動の両タイプがあります。

(か行)

外構工事・・・ 
建物本体以外の外部周りの工事の事。ブロック工事・土間工事
フェンスや門扉などのエクステリア工事などをいいます。

笠木(かさぎ)・・・ 
雨除けの為に門柱、塀などの上に乗せられる部材。装飾も兼ねて
石、レンガ、木材、アルミなど様々な材質が用いられます。

型枠・・・ 
液体状材料を固定させる為の部材、枠の事をいいます。コンクリートは固まるまでは
液状ですのでその枠に流し込んで固定します。

ガーデンルーム・・・ 
庭に面した窓に取り付けるリビングの延長のような部屋。折戸パネルが 開閉出来る為
冬は暖かなサンルームに、夏は開放感あるテラスとして使用できます。
             
金鏝仕上げ(かなごてしあげ)・・・ 
金属製の鏝(こて)をおさえて仕上げる工法で、土間や壁をつるつるに
仕上げる事が出来ます。

カーポート・・・ 
雨やホコリなどから自動車を保護する屋根と柱で出来た車庫。
紫外線カットが出来るものや、自転車用のサイクルポートなどもあります。

基礎工事・・・ 
構造物の荷重を偏り無く地盤に伝える基礎を築く工事の事をいいます。

客土(きゃくど)・・・ 
敷地などに新たに土を搬入することをいいます。

掘削(くっさく)・・・ 
土を掘る作業。手掘りや重機で行います。

グレーチング・・・ 
鋼材を格子状に組んだ溝蓋。道路に設置される際は表面排水を目的としています。

クローズドスタイル・・・ 
オープンスタイルではなく、建物周辺のほぼすべてを塀で囲むデザインの1つです。

蹴上げ(けあげ)・・・ 
階段の一段の高さです。エクステリアでは15~18㎝が一般的です。

鶏糞(けいふん)・・・ 
ニワトリの糞を乾燥させた有機質肥料です。

化粧ブロック・・・ 
通常のコンクリートブロックとは異なり、色や模様を施して作られた
ブロックです。

化粧目地・・・ 
石、タイル、煉瓦、コンクリートブロックなどの見栄えを良くする為に
施す目地の事です。

間(けん)・・・ 
長さの単位。1間は約1.8メートル。ちなみに1間×1間=1坪です。

コーキング・・・ 
機密性や防水性を高める為に隙間を充填材(コーキング剤)で充填することです。

腰壁(こしかべ)・・・ 
壁の仕上げが上下で異なる場合の下部分の壁の事をいいます。

骨材(こつざい)・・・ 
コンクリートやアスファルトを作る際に使用する砕石のことです。

コニファー・・・ 
針葉樹の事。ゴールドクレスト、ブルーエンジェル、ヨーロッパゴールド、
フィリフェラ等様々な種類がありガーデニングにおいて人気の庭木です。

小端(こば)・・・ 
煉瓦などの細長い材料の側面の事をいいます。

小端積(こばつみ)・・・ 
煉瓦などの敷き込み方法の1つで、小端を上にして縦に置いていく並べ方です。

小端立て(こばたて)・・・ 
鉄平石などの細長い石材の小端を見せて積み上げる壁仕上げの事です。

(さ行)

CB工事(シービーこうじ)・・・ 
コンクリートブロック工事です。 

左官・・・ 
壁や床などを、こてを使って塗り仕上げる職種の事です。

サービスヤード・・・ 
物干しなどの作業スペース。物置やゴミ置き場などとして使用される事も多くあります。

セットバック・・・ 
土地に接する道路幅が4mに満たない時、道路の中心から2m後退して建物を
建築することをいいます。

散水栓・・・ 
草木の水やり、外回りの掃除などに使用される水栓。
地中に埋め込まれた蓋付きの容器を散水栓ボックスと呼びます。

残土処分・・・ 
掘削された不要な土や砂を排出し処分する事です。

サンルーム・・・ 
日光浴を目的としたガラス張りの部屋。雨の日でも洗濯物が干せて便利です。

漆喰(しっくい)・・・ 
壁の上塗り、瓦、石材の接着に使われる消石灰を主成分とした建材です。

常緑樹(じょうりょくじゅ)・・・ 
1年中緑葉を持つ樹木でシンボルツリーとして家の目隠しとしても人気。
ソヨゴ、シマトネリコ、オリーブ、などがあります。

重機回送費(じゅうきかいそうひ)・・・ 
重機を現場に運ぶ往復費用の事です。

尺(しゃく)・・・ 
長さの単位。1尺は、
おおよそ30.3㎝です。

場内整地・・・ 
現場の凸凹をならす作業です。

ジョリパッド・・・
塗装用材料の1つ。カラーバリエーションが豊富で、こてやローラーで
模様を付ける事も可能で仕上げ方法は何通りにもなります。

伸縮目地(しんしゅくめじ)・・・ 
コンクリートのひび割れを最小限に抑えるために設ける弾力性を持たせた
目地の事をいいます。 

シンボルツリー・・・ 
その家のシンボルとなる木。 シマトネリコ、エゴノキ、ヒメシャラ、オリーブ、
ソテツなど様々な種類があります。

捨てコンクリート・・・ 
基礎や土間を作る際、その下に前処理として打つコンクリート。
基礎の底面を
平らにし、構造体の位置を決める為に打ちます。                   

セミクローズドスタイル・・・ 
オープンスタイルとクローズドスタイルの良さを兼ね備えた外構スタイル。
 開放感とプライバシー確保、防犯機能を適度に持ち合わせています。

ゾーニング・・・ 
区分するの意。敷地を動線、視界、用途などを考慮しながら空間を割り当てる事。

(た行)

耐火レンガ・・・ 
高温に耐えられるレンガで、バーべーキューやピザ窯に利用されることが多いです。

断面図・・・ 
建築物や敷地全体を垂直に切った図で、敷地や道路との高低差を表す事が出来ます。

つくばい・・・ 
和風庭園に設置される手を洗うための水を入れた鉢の事です。

坪庭(つぼにわ)・・・ 
周囲を建物や塀で囲まれた小さな庭。室内から見て
楽しめる事から住居だけでなくレストランなどの商業施設でも作られる事が多いです。

転圧(てんあつ)・・・ 
土を均し砂利を敷き詰めローラーなどで圧力をかける工法。
圧をかける事で
内部の空気や空洞を無くし沈下を防ぎます。

天端(てんば)・・・ 
各部材や部位などの上面の事をいいます。

土留め(どどめ)・・・ 
土砂崩れや周囲の土砂の流れ込みを防ぐ為に設ける構造物。
シンプルなコンクリート擁壁やブロック、石積み等の種類があります。

土間(どま)・・・ 
地面を直接床としている所。石張り、タイル貼り、コンクリートうち等で施工されます。 

(な行)

布基礎(ぬのぎそ)・・・ 
基礎の種類の1つでTを逆さまにしたような形をしている基礎です。

二丁掛け(にちょうがけ)・・・ 
二丁掛けタイルの略。60㎝×227㎝の形状で、外装に用いる事が多いです。

(は行)

配置図・・・ 
敷地や道路などの位置関係を表す図です。

刷毛引き仕上げ(はけびきしあげ)・・・ 
面を刷毛を用いて仕上げる左官仕上げの1つです。

パース・・・ 
一定の図法によって描いた透視図。立体的に建物や外構を表現する事が出来ます。

全体像をイメージするうえで役立ちます。

ビオトープ・・・
生き物がありのままに生息出来る環境を意味する言葉。草花、鳥、虫が共存する
自然に近い環境をお庭に作るスタイルをビオトープガーデンといいます。

ピンコロ・・・
1辺りが約9㎝のサイコロ状の石で花崗岩(かこうがん)で出来ている物が多いです。

プロバンス風・・・
フランスのプロバンス地方の建物様式。レンガ、石、漆喰など天然素材をあしらった
自然な風合いが特徴です

平面図・・・ 
建物の内部構成や間取りを見るための図面です。

壁泉(へきせん)・・・ 
イタリアやフランス庭園の技法の1つで人工の滝の1つ。壁面に口を設け
水を出すようにする事です。

ベタ基礎(平基礎)・・・
底面一面が鉄筋コンクリートになっている基礎の事をいいます。 

ファサード・・・ 
建物正面の事。 建物の外観をはじめ門、塀、アプローチ、植栽などをいいます。

フォーカルポイント・・・ 
視線を集める場所。意図的に作られたポイントの事をいいます。

防草シート・・・ 
雑草防止用のシートです。

深基礎(ふかきそ)・・・ 
通常の基礎よりも深さがある基礎の事。高低差や傾斜がある場合に発生します。

(ま行)

枕木(まくらぎ)・・・ 
元々は線路を支える為の木材。ナチュラルな雰囲気が魅力で住宅や店舗、ゴルフ場などで
エクステリア材として、
ガレージ、アプローチ、門柱、デッキ等に使用されています。

間口(まぐち)・・・
敷地や建物を主要な方向から見た幅のことをいいます。

真砂土(まさど、まさつち)・・・ 
花崗岩が風化した土で主に敷地の整地、植栽工事、植木の客土として 使用します。                

水勾配(みずこうばい)・・・
雨水や汚水などの排水を目的につける緩傾斜の事をいいます。

水盛・遣方(みずもりやりかた)・・・
工事着工の際に正しい位置と水平を出す作業の事です。

目地・・・ 
石、タイル、煉瓦、コンクリートブロックなどの部材間の隙間や継ぎ目の事です。

目地砂・・・ 
目地に入れる砂。インターロッキングやレンガ敷きの時に相互を固定させる為に使用します。

門柱(もんちゅう)・・・ 
門の部分にブロック、レンガなどで作られる壁。目隠しやワンポイントになり、
表札やインターホンなども取り付けられる。 (袖壁/門袖)

(や行)

養生(ようじょう)・・・ 
コンクリートやモルタルが十分に硬化するように保護する作業。
塗装工事の場合は、塗装面以外に塗料がかからないように、シートなどで覆うこと。

擁壁(ようへき)・・・ 
土砂の崩壊を防ぐために作られる構造物の事です。

(ら行)

落葉樹(らくようじゅ)・・・ 
春に新芽を芽吹き、夏の新緑、秋の紅葉を経て落葉する樹木。
シャラ、ハナミズキ、カツラ、エゴノキ、ヤマボウシ などがあります。

乱貼り(らんばり)・・・ 
石材を貼る時のラインが自然風な貼り方の事をいいます。 

立水栓・・・ 
柱状になっている水道栓の事。煉瓦造りやタイル装飾など色々なタイプがあります。

ロックガーデン・・・ 
岩や石、植物を配置し自然の風合いを生かしたガーデンスタイル。