奈良市お庭 レンガ工事 途中経過レポート

2020年11月20日日常の出来事

こんにちは
ガーデンプロ関西です。

今回は、お問い合わせ頂いた
お庭の工事途中経過レポートです。

本日は設計の私も
外構の職人さんと一緒に
レンガ工事を行いました。

実際、やってみて思ったのが

難しい!!!(O_O)
の一言です。

何事もそうなのですが、
【やはり段取りが仕上がりを左右される】
と外構の職人さん。

最初の打ち合わせで下地点と天端点、勾配を算出し
予めピンを打ち、現場を効率よく運んでいくために
最初の段取りを行いました。


まずは、仕事の効率化をはかり木板で型枠を取ります。
・このピンクの糸が天端点です。
アール(レンガなどで造る曲線などのこと)などは
仕上げが難しいので必ずこの工程が必要になります。
※今回ご紹介する職人はこのやり方で施工していますが、
職人により施工の仕方が異なります。


型枠が完成したらセメント改良した土を踏み押さえながらならしていきます。
この作業は沈下防止のためです。


セメント改良した土を、ならし終えたら
かためのモルタルで枠に沿いながら盛っていきます。
さてさて、これからやっとレンガを並べていきます。


モルタルがいい高さになっているか確認のため、両端にレンガを置きます。
レンガの根入れは約3センチ入れます。


モルタルをレンガの側面にモルタルを塗り、職人さんの長年の感覚で
目地幅約7㎜で仕上げます。

スケールなどで計ってもいないのにぴったり7㎜。
長年の感覚で出来る職人さんって
す、す、凄い…\(◎o◎)/

上の目地の仕上げは指を添えて直角に仕上げます。
前方は目地鏝で刷毛引き仕上げのように
ならないよう、綺麗に仕上げます。

裏の見えないところはモルタルで固定。
その工程が終わればスポンジでモルタルの
汚れを落とします。
その際に目地が、刷毛引き仕上げのようになるので
もう一度、目地鏝で仕上げます。
これを繰り返し、直線が終わると
ここでアールがやってきます!!!!


アールの始まりは、不自然にならないようにカット。

次回は完成ブログを書かせて頂きたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。