三大香木~梔子編~

日常の出来事

こんにちは

ガーデンプロ関西の谷です。
先日お送りいたしました
三大香木の紹介をしていきます。

今回ご紹介いたしますのは私が植物の中で一番大好きな三大香木の夏代表 梔子です!!!

■三大香木とはなにか
花それぞれ特有の香りがございますよね。
甘い香りがする物・独特の香りがする物・いい香りとは言えない様な物まで。
その花の中でも強くいい香りのものが3つございます。
それら3つを総称して【三大香木】といいます。

①梔子(英名ガーデニア)

三大香木の夏代表といえば梔子(ガーデニア)です。
有名ブランドの香水などに使用され
梔子の香りは大変人気です。

白く美しい花を咲かせ、甘い香りを放ちます。
初夏頃に花を咲かせます。
梔子は常緑低木で樹高が大体1m~2m程です。
植えてから3~4年経つまで花を咲かせません。
梔子には主に5つの種類があります。

①コクチナシ(別名 ヒメクチナシ)

特徴は枝が横に広がります。
梔子と比べ樹高・葉・花と共にひとまわり小さい事から
コクチナシ・ヒメクチナシと名付けられました。
お家で観賞用として育てたいとお考えの方にオススメです。

②ヤエクチナシ

こちらは八重咲きの梔子です。
特徴としましては花が大きくて香りが強く
花の形状自体美しいことから
梔子の中で最も人気です。

③マルバクチナシ

葉が丸みを帯びていることからこの名前が付けられました。
他の種類の梔子は春頃に花が咲き始めますがマルバクチナシは春と秋に咲きます。

④オオヤエクチナシ

アメリカで品種改良されたクチナシです。
ボリュームのある大輪の花びらが特徴です。

⑤キバナクチナシ

タイ・マレーシア原産で花は風車に似ており一年中花が咲いています。
最初は白色の花を咲かせ次に黄色に変化し、2~3日の間にオレンジ色になります。
実は黄緑色をしていて乾燥すると茶黒色になります。

以上
5つがクチナシの主な種類です。
現代では主に5つですが江戸時代では多い時で40種類ものクチナシがあったそうです。

梔子の花言葉は
【とても幸せです・優雅】
すごくプレゼントに相応しい花言葉ですね🌼
父の日・母の日・誕生日・記念日・プロポーズ等
プレゼントに困ったら梔子を贈ってみてはいかがでしょうか 🌺
※言い伝えではありますが、梔子は果実が熟しても割れないことから「口無し」と呼ばれるようになったようです。また、クチナワ(ヘビ)しか食べない果実という意味からクチナシに変化した、ともいわれていて、嫁に行った時には、女の子がいる家は植えてはいけない風習もあったようです。なので贈る際は要注意です。

 

今回のブログは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します。