植栽紹介~シマトネリコ~

日常の出来事

こんにちは

ガーデンプロ関西の谷です。
今回はシマトネリコという植物をご紹介いたします。

~シマトネリコって何なの?~
近年、シンボルツリーとして人気が高い植物シマトネリコ。
和・洋どちらの建物とも相性がよく植えると葉が明るい緑色なので
お家全体が明るくなります。そんなシマトネリコという植物を今回
ご紹介いたします。

■形態

モクセイ科・トネリコ属です。
原産地は台湾・中国・インド・フィリピン・沖縄です。
園芸分類では庭木・常緑となります。
トネリコ属では珍しい常緑樹です。

■詳細情報

耐暑性には強く、夏の暑さに負けません。
用土ですが、水を好む植物ですので
大抵の用土に植えることが可能ですが
水はけが凄く悪い場合、根腐れが起こってしまう可能性がありますので
充分に気をつけましょう。

■常緑樹の基本情報

シマトネリコは一旦置いておきまして
常緑樹について書かせていただきます。
常緑樹はあまり葉が落ちないと思われがちですが、
実はそうではありません。
確かに落葉樹は冬になると一気に葉が落ちるので
落葉樹だけが葉を落とすと思われがちです。
しかし、常緑樹も結構葉を落とすんです。
落葉樹は冬頃に一気に葉が落ちます。
しかし、常緑樹は一年を通して葉が落ちます。
落葉樹の特徴としては季節を感じられますので
和風な建物や和風な外構に植えられることが多いです。
常緑樹の特徴は一年を通して楽しめますので
和風・洋風どちらにもマッチします。
植栽は人それぞれの好みですので和風・洋風、落葉樹や常緑樹はさほど
関係ありません。植えたいものを大事に
そして丁寧に植えてあげてください(^^♪

■シマトネリコの病害虫

特にありません。
葉の色が黄色くなったり落葉が普段より多くなっていましたら
シマトネリコが弱っているサインです。
日頃から剪定をし、葉が茂り過ぎないよう注意しましょう。

水やり

植えて間もないのであれば水やりは必要ですが
根付いてからは水やりは不要になります。
しかし根付いたとしても猛暑の日や土が乾いていると感じましたら
たっぷりと水をあげてください。

鉢植えの際は土が乾きましたら水をあげてください。


小さな花を多数付けます。
キンモクセイと同じ分類ですので
お花からとてもいい香りがします。

カブトムシ
カブトムシはクヌギの木に集まると有名ですが
実はシマトネリコにも集まります。
近年の研究結果によれば
カブトムシは夜行性ですが
シマトネリコに集まるカブトムシは昼夜問わず
活動するそうです。
不思議ですね(☆∀☆)

今回のブログは以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願い致します。